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福井の学生による福井を愛するためのフリーマガジン

きむさんが語る 人生を楽しむコツとは

 福井県小浜市出身のきむさんに会いに行ってきました。

現在はいろは出版の社長を務め、本の出版や雑貨aiueoの販売を精力的に行っているきむさん。福井県出身の素敵な先輩です!

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--------きむさんは学生時代に夢中だったことや夢はありましたか?

バスケットボールに夢中だったなぁ。

幼いころからの夢で本気でバスケットボール選手を目指してました。

後から聞いた話やけど中学生のころ担任の先生に、

僕みたいな背がそれほど高くない選手が活躍できたらたくさんの人に希望を与えられるはずやからバスケ選手になりたいっ!って言ってたんやって。

 

 

高3のインターハイ決勝戦で敗退

人生最大の挫折を救ったのは友人の言葉

どうしてあそこでシュートを決めれなかったのかと自分のプレイを悔やみ何度も泣いた。そんなとき当時親交のあった先輩がきむくんが夢に向かって頑張ったことが金賞なんやでっていってくれた。その言葉がめちゃくちゃ元気をくれた。その先輩が詩を書いていたこともあって、詩を書き始めました。

大学2年生のときに訪れた悔しい経験  

美術系の大学に通いながら詩を添えたポストカードの路上販売を始めたんだ。喜んでくれるたくさんのお客さんに出会ってほんとに自信がついたんやけど、実際に大手の雑貨店からは全然相手にしてもらえなかった。お客さんが喜んでくれたのを知ってる。大手の雑貨店にポストカードを置けないなら起業するしかない!と決意し、いろは出版を立ち上げたんだ。

----------いろんな経験を通して夢や目標は変わっていったんですね

 

そうやね。でも今の僕の仕事はバスケ選手とは全く違う仕事やけど、希望を与えるという内容に関しては同じ。夢っていうのはなりたいものとか職業ではなく、将来やりたいことだと思う。だからたとえ自分の夢への道のひとつがダメだったとしても別の道を見つけて夢を叶えることができるんじゃない?

 

 

-----------挫折やいろんな経験を経てきむさんは中学生のころに言っていた、たくさんの人に希望を与えるという夢を叶えたんですね。今のきむさんの夢はなんですか?

今の夢は世界中の人を幸せにすること漠然としているけどその夢を現実にするためにいくつかのアクションを起こす必要がある。

その一つが夢を持つ人を応援することやと思う。日本の子供たちみんなが夢を持てば世界をハッピーにするためのエネルギーが生まれると思う!

自分のアクションをきっかけにポジティブな反応が連鎖して世界中に笑顔があふれればいい。そんな思いを込めて日本ドリームプロジェクトが始まったんだよ。

 

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---------きむさんの思う自分の得意なことってなんですか?

毎日面白いことをすること、自分のやりたいことを素直にすることかな!

毎日を楽しくするのって意外に難しい。福井には都会のような大きなショッピングモールや遊園地はないよね。都会がうらやましい、そういう気持ちもわかるよ。

でも福井で毎日を楽しくするには待っていてもだめ。店が提供してくれるサービスで楽しむのではなく、自分で楽しい時間を作り出さなくちゃそこには企画力や思いやりが試されるんやよ。大事なのは愛と行動力やと思う!

例えば友達の誕生日を全力でお祝いしてみよう。

友達への愛情とサプライズのアイデア力そしてサプライズを成功させる行動力、この3つを満たすように全力で頑張ればきっと、友達にとって忘れられない誕生日になるはず。その友達はきっと君の誕生日にも何かしてくれるかもしれない。

そうやってお互いのことを喜ばせようとする、誰かのために全力で動ける仲間ができたら絶対に楽しい時間が過ごせるよ。

僕は高校生のとき今が良ければそれでいい隊っていうのを結成してて副総長やったんや。好きな子に会いに自転車を15キロ漕いだり(笑)後先考えず常に全力で動いてた。すごく楽しかったしあのときああしていてよかったと思ってるよ。

元 今が良ければそれでいい隊 副総長 

きむさんから福井の若者へのメッセージ

 

学生のいいところは失敗しても大丈夫なところ。

学生のうちは失敗なんて恐れず何でもやってみよう。

 

なんでも楽しむ達人になろう。自分で楽しめるものを見つけにいろんな所へ行ったりいろんな人に会いに行こう

 

できないことはできない理由を紙に書きだしてできるように頑張ってみよう

 

無駄なことなんて何一つない。

本気の思いと本気の行動をして、それを人に伝えてみよう。

君がそれを楽しめるようになれば自然に君を応援してくれる人がついてくるはず。

楽しい人に人は集まるからね。

だからこそなんでも楽しめる人になってほしいな。